1865年南北戦争の英雄、グラント将軍はガリーナと所縁が深く、彼の家は史跡として一般公開されています。当時の家具や内装をガイド付きで見学できます。

ミシシッピ川と関わりの深い博物館や文化が
垣間見られる施設がたくさん
この地域の歴史や文化の成り立ちはミシシッピ川ととても深く繋がっていると言えます。また、その他、南北戦争の将軍で後のアメリカ大統領となったユーリシス・グラントのゆかりの地やネイティブアメリカンの古代文化跡なども必訪スポットとなっています。また、この地域の経済を支えてきた農業の世界的に有名な農耕器具や耕耘機の会社もあり、ビジターセンターも完備しています。
1865年南北戦争の英雄、グラント将軍はガリーナと所縁が深く、彼の家は史跡として一般公開されています。当時の家具や内装をガイド付きで見学できます。
先史時代のネイティブアメリカンや19世紀の入植者の当時の生活の様子がわかるショーケース。
1840年代にモルモン教徒が入植してきたときにできたコミュニティーの跡地。当時の家や店など25軒以上あり、一般公開されています。ガイド付きの馬車ツアーもあります。
Photo:©Tom Simpson Photography
ミシシッピ川のダムの中では最大級のダムシステムの一つ。水運の重要拠点でもあります。実際にダムシステムが作動して貨物船が通過する様子などが見学できます。また、隣接する博物館ではミシシッピ川の輸送システムのショーケースがあります。
アメリカ西部開拓時代の探検家、ルイスとクラークが探検出発前に過ごしたキャンプ・リバー・デュボイが復元されています。そのほか、インタープリティブセンターと呼ばれる博物館には二人の探検家とその一行が西部開拓に使用していたボート(レプリカ)などの展示があります。
ユネスコ世界遺産に登録されている史跡です。西暦700〜1400年に栄えたと言われるこの地域には約20,000人以上のネイティブアメリカンが居住していたと言われています。全長30mほどある墳丘(墓)はエジプトのピラミッドよりさらに大きく、南北アメリカ大陸で最大級規模といわれています。
フランス人入植者が約300年前に造った砦(フォート)の跡地が今日の州立公園となってかつての歴史を物語っています。プレイリー・デュ・ローシャーの約6km西にあるこの砦は18世紀にフランス人入植者が今のイリノイ州となる場所に造った3つの砦「デ・チャートレス」のうち最後に建てられたもの。詳細を記した案内板を見ながら史跡をまわれるほか、週末には当時のコスチュームをつけた案内人がより詳しい歴史を解説してくれます。博物館は毎日営業。
オランダ式の12基の風車のひとつがここにあります。風車塔にのぼるとミシシッピ川の絶景パノラマが楽しめます。隣接する風車文化センターを訪れ、風車のエネルギー開発や21基あるミニチュア風車を見学しましょう。
ジョン・ディア社の農耕具は1800年代中盤から全米、または世界各地で広く愛用されています。本社のあるモーリンに、パビリオンがあり、農耕具のシミュレーターや展示施設があります。
この地域はミシシッピ川とミズーリ川の二つの大きな川が合流する場所で、豊富な水源があります。そのリバーランドにある野鳥の楽園、オーデュボン・センターで季節ごとに飛来する野鳥が観察できます。
ミシシッピ川とミズーリ川の二つの大きな川が合流する様子をタワーに登り見学することができます。地上54メートルの展望台から川や周辺地域の眺望が楽しめます。
軍事や兵器の博物館としてはアメリカ国内で2番目に大きな規模です。武器・兵器などの展示数としてはアメリカ国内最大規模を誇ります。
ハートを感じる光景と出会う
グレート・リバー・ロード・イリノイの北部に位置するガリーナは、赤レンガ造りのヨーロッパを思わせる建物が並ぶ歴史ある街。町の85%以上を占める土地が国定歴史地区に認定されていて、南北戦争の頃とほとんど変わらない姿をとどめています。